1972 SONY 3130Fの修理

先日入手した3130Fですが動かしてみると右側スピーカーがバリバリと異常な音を発していました。これはボリュームのガリではありません。笑

テスターでスピーカー出力端子を測定するとDCが漏れているようです・・

先人の方々を参考に中央の基板の2SA705を2SA1015Yに交換。見事に復活を果たしました。

(修理後の出力端子DC電圧測定値 左:100[mV],右:70[mV])

早速試聴しましたがパワー感がありながらもスッキリとした音で50年前(昭和47年)にすでにこんな素晴らしいアンプが存在していたことに感動してしまいました。そして簡単な修理で復活してしまう完成度の高さ本当に素晴らしいです。